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シカしかいない
ある朝、目を覚ますとそこは「シカしかいない」街でした。 主人公のケンタが迷い込んだその不思議な場所では、郵便屋さんも、パン屋さんも、街角で立ち話をしているおばさんも、みんな立派な角を持ったシカ。言葉は通じないはずなのに、彼らは当たり前のようにケンタを迎え入れ、お茶を出し、静かに隣に座ってくれます。 「周りと違うこと」に怯え、常に顔色をうかがって生きてきたケンタにとって、ただ静かに時間が流れるこの街は、いつの間にか一番心地よい場所に変わっていました。 「普通」という枠に縛られ、少し疲れてしまった大人と子供に贈る、シュールで温かな癒やしの物語。読んだ後、きっと誰かに優しくなれる一冊です。
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もぐらくんのねがいごと
ひっこししたばかりで、まだ友だちがいないもぐらくん。ある日の帰り道、雪道で小さなゆきだまを見つけて話しかけます。「うちにおいでよ。ぜったいたのしい!」 もぐらくんはゆきだまと一緒にバスに乗ろうとしますが、運転手さんに断られてしまいます。それでも、もぐらくんは友だちのゆきだまを置いていくことはできません。夜になってやっとバスに乗れた二人ですが、あたたかい車内で眠ってしまい、目が覚めたときにはゆきだまの姿がなくなっていました――。 いったい、ゆきだまはどこへ行ってしまったのでしょう? もぐらくんの友だちを思うやさしい心と、あたたかなイラストが読む人の心までぽかぽかにしてくれる一冊です。
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17ひきのマングース
沖縄の深い森の奥で、身を寄せ合って暮らす17ひきのマングースの大家族。ある日、大好きな森に大きな道路が作られることになり、彼らは安住の地を求めて決死の引っ越しを決意します。 物語は、17ひきそれぞれの視点で賑やかに進みます。リーダーとして家族を引っ張る長男、臆病だけど鼻が利く末っ子、そして沖縄の古い伝説を知る知恵袋のおじいちゃん。荒れ狂う嵐や天敵との遭遇など、次々と襲いかかる困難を、彼らは持ち前の明るさと家族の固い絆で乗り越えていきます。 沖縄の鮮やかな自然と、命のたくましさがページいっぱいに広がる冒険絵本。最後に見つけた「新しい家」の光景に、誰もが温かな涙を流すはずです。
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おばあのサーターアンダギー
小学校3年生のみるくは、色黒で目が小さいことから「ミルクコーヒー」「ドット」というあだ名をつけられて、学校に通えなくなりました。そんなとき、おとなりの部屋にまじるさんというおばあさんが引っ越してきます。みるくの名前を「ほんとにすてき」と言ってくれたまじるさんに、みるくは少しづつ心を開いていきます。でもまじるさんんには秘密にしていることがあって・・・。
不登校の女の子と沖縄から来たおばあの友情に心温まる一冊です。cover by Google
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